当社のクライアント様も海外とのやり取りが多くなってきており、海外出張の経費精算も増えてきました。
今日はこの海外出張の経費精算方法について伝授したいと思います。
まず、海外では現地通貨で支払いますが、精算は日本円です。
その際にどの為替レートを使って精算するかが問題です。
為替レートには、主にTTS:Telegraphic Transfer Selling Rate(外貨の買値)、TTM:Telegraphic Transfer Middle Late(中値)、TTB:Telegraphic Transfer Buying(外貨の売値)があります。
法人税上は、取引日のTTM(中値)で精算されるべきです。しかしながら、実際はその日に必要な現金日両替することは困難です。
そこで社内の経費精算のルールとして以下が一般的です。
実務的には、外貨を現金に両替した時はTTS(外貨の買値)を使い、クレジットカードを使った時は、利用明細に記載されているレートを使って精算するのが一般的です。
精算の時に、為替交換所のレシート、現地での領収書、クレジットカード明細が必要です。
日本と違ってレシートが出ない場合もありますし、チップなどはレシートが出ませんので、メモをしておくことで精算ができるようにしておきましょう。
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